「ソーシャル 測って、生きる。」The 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKES企画展

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福島原発事故から11年目となる3月12日より、EARTH+GALLERYは、想い同じく社会問題をアートで発信する「The 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKES」(発起人 平井有太)の企画展示会を開催いたします。

本企画展の主催となるThe 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKESの発起人である平井有太は、NYの美大School of Visual Arts卒業後、フリーライター、イベントプロデュースを兼務しながらアーティスト活動を行なっている。311で強く感じた無力感から、2012年10月から福島市に移住し約2年半を福島市で「土壌スクリーニング・プロジェクト」を地元の農家や母親たちとともに活動し自らが事務局を務めた。その平井有太が、福島で出会い田んぼや畑の放射線量を計り、共に汗を流したひとたちとの対話から生まれた言葉に、再生エネルギーによる灯りを灯していく作品を発表。

世の中が大変なときこそ、アーティストが動くとき。と平井有太はいう。アーティストの行為行動自体がアートであり、作品というアウトプットに至るまでの過程と活動を本展ではぜひ注目して観ていただきたい。

3月12日は、社会学者 宮台真司氏と、放射能測定の第一人者である木村真三氏をゲストに迎え、「放射能測定」について知るトークイベント「ソーシャル 測って、生きる。」を開催します。安全性が確認された福島の食材を使った芋煮や日本酒(有料)を堪能しながら、語らい、食べ、呑み、ともに生きる繋がりを紡ぎます。

展示会期:2022年3月12日(土)〜3月20日(日) ※月・火・水休廊

時間:12:00〜19:00

 

【イベント概要】

日時:3/12(土)16:00〜21:00(トーク18:30〜20:30)

会場:EARTH+GALLERY (東京都江東区木場3-18-17 1F)

トークセッション:「放射能測定から見える社会」

ゲスト:宮台真司(社会学者)× 木村真三(放射線衛生学者)

参加費:投げ銭制 ※芋煮・福島の日本酒(500円)

主催:The 10th FUKUSHIMA, Nippon AWAKES

協力:EARTH+GALLERY・農民連・大和川酒造・仁井田本家

 

【イベント内容】

1.放射能測定の情報や測定機器の展示

実際に使用されている放射能測定の機器や情報などを展示し、
市民生活の根幹となる食の安全を11年にわたって支えてきた
測定について気づきや学びを伝えることを目的にしています。

 

2.本邦初!宮台真司氏 × 木村真三氏によるトークセッション

特別企画として気鋭の社会学者である宮台真司氏と、
放射能測定の第一人者である木村真三氏をゲストに、

「放射能測定から見える社会」をテーマに本邦初の
トークセッションを開催します。

 

3.安全な福島食材を使った芋煮と日本酒を販売

会場となる「EARTH+GALLERY」 はバー&カフェスペース併設。
安全性が確認された福島の食材を使った芋煮や日本酒(有料)を
堪能しながら、語らい、食べ、呑み、ともに生きる繋がりを紡ぎます。