2013年最初の本展では、「ユーモア」をテーマに制作を続ける絵師 海野良太氏の作品を中心とした日本の文化や伝統を “今のカタチ” として再構築する、現代のアーティストたちの “ワザ” を紹介します。

彼らの表現は、時間に追われるように生きる私たちに、日常に潜む「ふっ」とこぼれてしまう笑いや安堵感、安らぎ と同時に、日々の生活の中で培われてきた日本人的感性を、ユーモラスな視点から提示します。

それらのワザが持つ今日性は伝統的な技法・素材を確かな “ワザ” と美意識によって再編することで、親しみの あるモノたちが、なお一層現代のカタチとしての伝統の魅力を示してくれるように感じられます。

■オープニングレセプション　1月12日(土) 19:00〜

［ 展示 ］
絵師　海野良太

［ 伝統織物 × デザイン ］
METAPHYS × 宮下織物株式会社
kichijitsu (井上綾) × 光織物有限会社
NEGENTROPY × 有限会社田辺織物
harefune (井野若菜) × 舟久保織物

［ 落語寄席 ］
噺家　立川志らべ
会期中は、関連ワークショップに加え、落語の寄席など新春に日本の文化に触れて頂く企画もご用意しております。
会期中のイベント情報はこちら。