毛塚友梨の表現は、陶芸という分野の常識を超えている。
陶芸家の父を持つ彼女にとって、”陶芸=うつわ”という概念に対する、ある種のコンプレックスが、自身の回りの事象を鋭く捉え、その心情を陶芸で表現しようとする原動力になってきたのではないだろうか。それは、8年間乗り続けた自転車であり、必死に勉強した学習机であり、母親の背中と共に目に映る台所となって表れる。彼女の作品には、陶器というハードなマテリアルと相反する、“感情”というソフトな要素が強く盛り込まれている。
学生時代から挑戦を続けてきた彼女の表現が、今、ここに集まり、卒業後の「3年間」として発表致します。彼女のこれまでの青い葛藤を是非ご高覧下さい。
塚友梨(けづか・ゆり)
略歴
1984 栃木県に生まれる
2003 作新学院高等学校 美術デザイン科 卒業
2009 東京藝術大学 美術学部工芸科 陶芸専攻 卒業
EVENT
① 9 月 15 日 (土) 18:00 ー
レセプションパーティー
② 9 月 30 日(日) 14:00 – 16:00
蒼い器を作るワークショップ
参加費 3,600 円 ( 焼き代を除く ) ※イランのお茶タイムあります。
③ 10 月 14 日(日) Open 14:30 / Start 15:00
イラン伝統楽器ダフ LIVE EVENT
当日 1,500 円(1drink 付)
奏者:Vahid Vahidian (ヴァヒド・ヴァヒディアン)
④ 10 月 14 日(日) 14:00-16:00
あおい陶器ブローチ 制作ワークショップ2 『陶器アクセサリーを作ろう!』
参加費 ¥3,000 (焼き代込み!)※今回もイランのお茶タイムあります。
ご好評につき、個展最終日も開催いたします!
参加ご希望の方は、info@coexist-tokyo.com
または,TEL:03-5809−9949までお申し込み下さい。