上根拓馬 個展「焔…HOMURA」

会 期:2015.3.7 sat - 3.29 sun
 オープニングレセプション
 3月7日(土) 18:00 -
企 画:EARTH+GALLERY(株式会ZEエナジー)
入場料:無料
時 間:11:00-19:00 ( 最終日は17:00まで ) 
 ※月曜休廊
UP

この度、EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)
では、仏像の世界をテーマに東京•京都を中心に活躍
する現代美術作家、上根拓馬(かみねたくま)の個展
を開催致します。

氏は、仏教の世界に登場する神々の存在や、それらが持つ宗教観を研究し、フィギア制作とそれを基盤とするインスタレーションにより神々の世界を新たな観念を吹き込み、現代に
再現させます。

今回のテーマである焔 (HOMURA) はマテリアルとして、炎でありエネルギーの象徴として、太古より様々な方法論により表現されてきました。それは絶えず変化する炎そのものと同じく、その意味性を変化させていく言葉でもあります。
この展示では、焔 (HOMURA) という言葉に焦点をあて、焔(ほのお)・ 焔魔(エンマ )・陽焔(かげろう )へと展開させ、深遠へと表現を試みます。

この機会に氏の生み出す、これまでに類をみない神々の姿を是非 ご高覧頂けますと幸いです。

 


 

仏教の世界では、如来など様々な神が存在している。

その神を護る守護者達も多数存在している。 彼らは様々な発生源や意味性を内に秘め、コンセプチュアル的に存在している。 幼少期より興味が尽きることのない宇宙服などのメカニカル的な外骨格、 そしてジャパニズム的ロボットという存在。 人や物質が中に入るというメカニカルな構造であり、それは私にとっては内包された宇宙の象徴として捉えてきた。 双方の要素を融合した時、私の中でGardienという概念が生まれた。

その概念から形を紡ぎだすことをはじめた。 フィギュアを制作基盤とし、そこから発生する立体とそれを使った立体インスタレーションを作品としている。

近年においては、Gardienにlogic (私の中では常にデジタル的論理思考)という要素をプラスし、 様々な意味性を感じ取ることのできる思考パズル的な展開を試みている。

ー上根拓馬ー  


上根拓馬  Takuma Kamine

個展
2005 「混沌∞秩序」gallery OPEN DOOR(東京)
2006 「飽食のアダムとエバ」gallery OPEN DOOR(東京)
2008 「Project of NOA」GALERIE SOL(東京)
2009 「Atlanticus / アトランティクス」GALERIE SOL(東京)
2010 「BAVEL’s / バベル」GALERIE SOL(東京)
2011 「12 Guardian – M 」GALERIE SOL(東京)
2013 「新世代への視点2013」GALERIE SOL(東京)、「カラーチャートによる煩悩の開示・108 guardian Golden DAIDARA 」 メタル・アート・ミュージアム 光の谷(千葉)
2014 「上根拓馬展 33G→28Gardiens Logical Thinking Material 」arton art gallery(京都)

主なグループ展
2003 「東京ワンダーウォール公募2003」東京都現代美術館(東京)
2004 「開けゴマ! vol.2 美術誕生」八王子市夢美術館(東京)
2005 「美術誕生 受賞作家新作4人展」八王子市夢美術館(東京)
2010 「東京コンテンポラリーアートフェア+PLUS Tokyo Contemporary Art Fair2010」 東京美術倶楽部(東京)
2011 「I氏Y氏コレクション展」阿久津画廊(群馬)
2012 「NEW CITY ART FAIR, Taipei」gallery COEXIST-TOKYO/EARTH+GALLERY(台北)、「I氏コレクション展 」阿久津画廊(群馬)
2014 「 KAN-HIKARI ART EXPO 2014 」鎌倉展 建長寺
2015 「 KAN-HIKARI ART EXPO 2015 」京都展・鎌倉展