川原圭汰 初個展「回路」/ Keita Kawahara Exhibition_conductive

会期:6/10(金)~6/26(日)

休廊:月火水

時間:12時~19時 ※最終日は17時まで

※川原圭汰は、土日在廊いたします。

UP

EARTH+GALLERYでは、6月10日から6月26日まで、川原圭汰個展「回路 conductive」を開催します。

川原は、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科に在籍し、飼育している亀やカエルと自分自身の間に起こる微妙なコミュニケーションと、彼らを飼育するのに必要な飼育機器に対する関心を出発点に主に廃材を用いてインスタレーションを制作しています。

本展では、カエルの餌のために熱帯魚を飼育すること、観葉植物が酸素を出していること等、僕(川原自身)を含めた生態系が生まれている部屋に焦点を当てる。水槽の中だけでない部屋全体の生態系をもとにガラクタを用いて再構築した時、そこにはどのような生態系が生まれるているのかを観察していきます。

4月8日より行われたEARTH+GALLERY 10周年記念展「共存のかたち」に参加し、中古扇風機を改造して制作した鳥の囀りを出すオブジェは、来場者だけでなく参加したアーティストからも注目を集めました。
一見気がつかないが、オブジェに近づいてみるとクチバシのようにも見える金属の棒がひたすら高速回転していることがわかり、耳を凝らしてはじめてモーターが稼働している音が聞こえる。ぴーよちゃんのこの音を聴いていると、ペットを観察している時のようなミクロな視点へと移り変わる。非生物的な機械の中にも実は、生き物と似たふるまいが現れていました。

川原にとっては初の個展となります。新進気鋭のアーティスト川原圭汰の世界をご高覧いただけますと幸いです。