【Hilton TOKYO企画展】紗個展「記憶回遊 東京 memory excursions」

会場:ヒルトン東京ロビーフロア(東京都新宿区西新宿6丁目6−2)

会期: 2023 年 12月 28日‒2024年 2 月 29 日  
時間: 9:00 - 19:00

 

UP

EARTH+GALLERYでは、ヒルトン東京(新宿)との協働プロジェクトとして、2023/5/1よりHilton TOKYOロビーフロアChocolate Loungeにて、2か月毎に企画展を開催し、「気配」をテーマに日本のアーティストを紹介しています。

12/28から2024/2/29までの2か月間は、古代文字作家の紗の個展を開催しております。

これまで古代文字(甲骨文字)を描いてきた紗(SUZU)は、より文字が生き物として体現できるよう魅せたいと考え、平仮名・漢字・カタカナ・ローマ字、また数字を入れた新たな表現を試みます。

東京はあらゆる人や物が共存する場所。
最近ではインバウンドにより海外の人が多く訪れ様々な人種や言語が行き交う。様々な人たちが生きる東京をベースに「共存」というテーマで文字と数字を通して二つのことを伝える。

一つは同じ世界で共に生きているということ。
もう一つは、薄れてしまった行為を回帰させること。

数字も文字と共通して「記す」ことを目的につくられたものであり、現在のような形とは異なる姿で記されていた。漢数字では木の枝を置いていくことで数を記録し、英数字ではシュメール人が釘のようなものを積み重ねることで記録し今のような数字が確立されてきた。
作品の中で文字と数字が入り混ざることで様々な国の人たちが同じ場所で生きていること、また姿や形は違ったとしても差はなく同様であることを示したいと紗は言う。また自身の手で記録する行為から遠ざかる今、文字と数字を再度認識することで私たちが持っていた潜在意識に働きかける。

お近くにお越しの際はぜひヒルトン東京EARTH+GALLERY Chocolate lounge art exhibition にお立ち寄りいただき、新進気鋭の古代文字作家 紗の作品をご高覧いただけますと幸いです。