この度、EARTH+GALLERY(アースプラスギャラリー)では、HARMAS GALLERY(アルマスギャラリー)と共催のもと、彫刻家 今野健太 (こんのけんた) の個展を開催する運びとなりました。
今野健太は、東京芸術大学で彫刻を学び、主に人体をモチーフとした彫刻を制作しています。
彼の作る彫像は、たびたび歴史上の絵画や彫刻作品が引用され、今野特有の人体への観察眼による歪みや重複なども加わり、極端にデフォルメされています。
性別の違う他者同士が肉体的に融合している全身像、裸の後ろ姿が顔面のように表現された首像や、一つの顔の中に複数の顔が存在する首像など、彫刻の典型的なフォーマットを用いながらも卓越したテクニックと美術史上の作品への意識的なまなざしにより、異質な存在感をもつ彫刻群を造りだしてきました。今展に向けて制作された新作群による個展となります。
この機会に是非ご高覧頂きたくご案内申し上げます。
当日は作家も在廊しております。皆様お誘い合わせの上、お気軽にお越しください 。 /////
1980 東京生まれ
2009 東京芸術大学大学院博士後期課程美術専攻 修了
【個展】
2014 にじり出す背 -Back out gradually / HARMAS GALLERY (東京)
2014 「あいとなるものもの」/ 美術画廊 X 日本橋髙島屋 (東京)
2012 「ユスブル」/ 現代HEIGHTSgalleryDEN (東京)
2007 「曖昧な決断、はっきりとした迷い」/ 現代HEIGHTSgalleryDEN (東京)
【グループ展】
2013 Melting Points / HARMAS GALLERY (東京)、第8回 アトリエの末裔あるいは未来 / 旧平櫛田中邸 (東京)
2012 行為の触覚 反復の思考 / 上野の森美術館 (東京)
2010 21C//カタチの今 -vol.2思考する人体・語りかける彫刻- 髙畑一彰・今野健太 二人展/ 新宿高島屋 (東京)
2009 彫刻 -労働と不意打ち-/ 東京藝術大学大学美術館陳列館 (東京)
2005 UPRISE -彫刻における現代への視座- / 上野の森美術館EXTRA (東京)