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The Mouse Kid × SHIFT80 「あなたの価値は、どこからどこへ。」

あなたの価値は、どこからどこへ。
会期:2026年6月17日(水)〜6月21日(日)
時間:14:00-20:00(最終日は11:00-16:00)

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EARTH+GALLERYでは6月17日より、ケニアの首都ナイロビにある巨大スラム・キベラでのフィールドワークから作品を生み出すSHIFT80とアーティストThe Mouse Kidとコラボレーション企画を開催いたします。

The Mouse Kidは、資本主義を素材として扱い、その概念を感覚として差し出すことで、価値が信じられ、循環する条件そのものに問いを立てるアーティストです。SHIFT80は資本家に搾取されるシステムのなかで「価値がない」とみなされてきたキベラスラムの内側から、別の価値の論理で動く暮らしぶりを伝えます。

「価値とは何か」「あなたの価値観は、なにを根底にしているのか」を複数の視点から問いかけます。

 

タイトル:あなたの価値は、どこからどこへ。
会期:2026年6月17日(水)〜6月21日(日)
時間:14:00-20:00(最終日は11:00-16:00)

 

参加アーティスト

The Mouse Kid(橋田和明)

2026年9月から、Royal College of Art Contemporary Art Practice修士課程に入学予定。

The Mouse Kidは、橋田和明によるアート実践。東京を拠点に、資本主義を素材として扱う。経済構造を、遠い抽象としてではなく、私たちの信念・判断・行動を日々形づくっている具体的な条件として向き合う。
資本の収益が価値の中心として機能する時代。この実践が注目するのは、財務的な指標がほかの意味を少しずつ置き換えていく、その瞬間。市場価格に縛られたインゴット、期待と崩壊が繰り返す景気のサイクル、アダム・スミスの「見えざる手」——資本主義を構成するこれらの概念を、印刷・3Dプリンティング・写真・彫刻インスタレーションによって、感覚として差し出す。
この実践は、答えを出さない。代替経済モデルも提案しない。ただ、価値がどのように生まれ、信じられ、社会を流通していくかを、ひたすら見つめつづける。資本収益を支えている「当たり前」を物質として目の前に差し出すことで、問いかける——それが見えるようになったとき、何かが変わるだろうか、と。作品が向かうのは結論ではない。問いを、問いのまま保つこと。アートを通じて別の価値が生まれうるのか、それともそうした可能性は、問い続けることでしか存在できないのか——その問いは、宙づりのまま、観客の前に置かれる。
主な作品:《Stolen Gold》《The Bubble Bursts》《Visible Hand》

 

SHIFT80

「We are all Earthlings. Share the little you have.」を理念に掲げるエシカル・クリエイティブ・コレクティブ。アートやデザイン、ファッションを通じて社会課題と向き合う。
2013年よりケニア・キベラのコミュニティと関わりを続け、アートやデザイン、ファッションを通じて社会課題に取り組む。キベラでの共同制作、古着と伝統工芸を融合したサステナブルファッション、教育支援プログラムなど、創造性が社会課題解決にいかに貢献できるかを問い続ける。主なメンバーは、坂田ミギー、堅田真衣、池谷常平、政近遼。

過去の展示:《キベラ“スラム”から見つめる世界 ―語られてきた私から、語る私へ。》《私たちの暮らしにようこそ。さぁ対話しましょう。》《世界はひとつ(なのか?)》《服のおわりから問う 古着の墓場ケニアからスラムの視点を交えて考える》《I’m still alive みんなは終わりというけれど》《MEET OUR HEROES 〜スラムから放つ、希望の光〜》

主な受賞歴:Forbes JAPAN 2025年「NEXT100」、KG+ Discovery Award 2025(Supported by Fujifilm)、 JCI 価値デザインコンテスト グランプリ・経済産業大臣賞(2024)、APAアワード 広告作品部門 優秀賞(2023)ほか多数。