Warning: Invalid argument supplied for foreach() in /home/earthplus/earth-plus.com/public_html/cms/wp-content/themes/earth-plus_theme/single.php on line 26

ゆるんだ遠近法

UP

この度gallery COEXIST-TOKYOでは、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]が、若手芸術家の育成を目的とした6名の若手アーティストによるグループ展、『 ゆるんだ遠近法 』 を開催します。

本展は、人と人の関係をさぐることをテーマにした展覧会です。年をとり気づかぬうちに少しずつ変わってきた親子、毎日ルーティンをこなす労働者とそれに疑問を抱く人、同姓同名ながらまったく違った人生を歩んだ二人、メディアに取り上げられる人とそれを受け取る人。人がいる分だけそれらの関係は多様さを極め、その時代や社会の複雑な状況や雰囲気を映し出します。

本展のアーティストたちは、身近にいながらも見過ごすことのできない人たちと関係をとりつつ、それを作品化しています。関係をとるということは、もしかしたら距離やコミュニケーションのしかたを調節するということ、そしてそれは終わりのない作業であるのかもしれません。彼ら彼女たちの、人とのかかわりと距離がどのように表され、「今っぽさ」を語りだすのか、ご期待ください。

本展覧会は、NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト] と文化庁が、次代の芸術家育成を目指して開講しているアーティスト・プラクティスの一環で企画制作され、美術家の森弘治、小泉明郎、森田浩彰、キュレーターの小澤慶介、コーディネーターの杉本ひと美が1年をかけて若手アーティストを指導しています。

 

上竹真菜美 / Manami Uetake
「Still Ongoing」 写真  2015年

1988年鹿児島県生まれ。現在、東京藝術大学大学院美術研究科在籍中。2015年にロンドン芸術大学チェルシーカレッジ交換留学。個展として「Still Ongoing」(TAP Gallery、東京、2016)がある。

佐々木かなえ / Kanae Sasaki
「富士観光」 H220×W185×D140㎝  木・壁紙   2016年

1983年山梨県生まれ。2009年に多摩美術大学大学院美術研究科を修了。主な個展に、「となりの境界線」(新宿眼科画廊、東京、2015)、「Lace -日常模様―」(新宿眼科画廊、東京、2012)など。また、主なグループ展に、「富士の山ビエンナーレ2016」(静岡各所、2016)、「ワンダーシード2016」(トーキョーワンダーサイト、東京、2016)、「トーキョーワンダーウォール公募2011入選作品展」(東京都現代美術館、東京、2011)、「ROKU」(ISE Cultural Foundation Gallery、New York、2011)、「The 2nd COREDO Women’s Art Style」(コレド日本橋、東京、2010)などがある。

鈴木貴徳 / Takanori Suzuki
「Cho Uresii」 サイズ可変  デジタルデータ  2014年

1983年神奈川県生まれ。2005年に東洋美術学校視覚伝達デザイン科を修了。
主なグループ展に「ホンマタカシワークショップ 選抜展」(青山ブックセンター、東京、2011)など。

根本祐杜 / Yuto Nemoto
「naked lunch」 90×488×244cm  ミクストメディア  2015年

1992年千葉県生まれ。2015年日本大学芸術学部美術学科彫刻コースを卒業し、現在東京芸術大学修士課程美術学科彫刻科に在籍。パブリックコレクションとして、藤垈の滝大窪いやしの杜公園(山梨県笛吹市)に「根本祐杜先生像」がある。

原田賢幸 / Masayuki Harada
「四方山話が突然に。」  2016年

1978年東京都生まれ。2011年に武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コースを修了。
主な個展に「昨日のこととは露知らず」(waitingroom、東京、2015)、「三日前に一度きり」(GalleryAnAsukayama、東京、2013)、「おそらく一寸前。あるいは一寸先の。」(Art Center Ongoing、東京、2011)、「continue#1 チアリング タイフーン」(CAMP(continue)、東京、2009)など。また主なグループ展に「感性の法則」(マキイマサルファインアーツ、東京、2016)、「黄金町バザール2014」(黄金町エリアマネジメントセンター、横浜、2014)、「第13回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市岡本太郎美術館、川崎、2010)など。